研究内容

人間とコンピュータの相互作用研究とは高度な性能と,使うのに安全,効率的, 簡単で楽しい コンピュータシステム設計に関する分野である. 情報は人間が生きていく上でもっとも重要な”こと”である. 通信とコンピュータの発展により, どこからでも望みの情報を容易に獲得できる社会になりつつある. しかし現在,コンピュータを使うには,複雑な操作法などを知らなければならない. これらの問題を解決するためにMAILでは,次のようなテーマを研究している.

  • 人間とコンピュータ,またはコンピュータを仲介とする人間と人間のコミュニケーションに 図形画像・言語.ジェスチャを使う高度な相互作用の実現
  • コンピュータグラフィックスを用いた様々な情報の可視化


スマートフォンの移動や回転を利用する
タブレット端末ユーザインタフェース

通話是非推定モデル概要図

スマートフォンの物理的感覚を伴う操作を用いた,アプリケーション機能の表示切り替えとパラメータ操作インタフェースを提案した.


通話是非推定モデルの設計

通話是非推定モデル概要図

ユーザの「移動手段」,「場所」,「近くの他者の存在」を識別することで,
ユーザの通話是非を推定する.

脳波を使用したユーザビリティ評価

脳波を使用したユーザビリティ評価
ゲーム中の脳波(α波,β波)から心理的負荷を測定し,ユーザビリティ評価を
行う.

見落とし防止のための触力覚

見落とし防止のための触力覚
視覚的探索タスクに触力覚を特徴づけることによって,触知覚からターゲット
の見落とし防止効果を確認できた.

生体信号連動型お絵描きツール

生体信号連動型お絵描きツール
絵を描いている最中の顔の筋電位と手の皮膚伝導率から感情(感情価と
覚せい度)を識別して,描いている線分の色の明度と彩度に対応付ける.